彼岸島
今週のお題「一気読みした漫画」
「彼岸島」とは、名の通り、彼岸島という島を舞台にした吸血鬼と人間のサバイバルホラーバトル、エロ、グロ、丸太である。
彼岸島との出会いは小学三年生まで遡る。
母はよく、BOOK・OFFで漫画を買ってきていた。
ある日、私は、その漫画本の中から、コンビニに売っているような分厚い単行本4、5冊分がひとつになった本を見つけた。
漫画大好きマンだったので、表紙がホラー調だったにもかかわらず、少しだけ読んだ。
細かい設定を理解することは出来なかったが、血の飛び出し方や見たことも無いモンスターが出てきたので興奮して読み進めた。
母が買ってきてくれた彼岸島は、全33巻のうちの10巻分程度の内容だった。
続きが気になっていたが、小学三年生なので、お金もなく、BOOK・OFFで探すという考えもなく、いつしか忘れていった。
時は進んで中学三年生の冬。
塾に行かせてもらえるお金がなかったので、受験勉強を図書館でしていた。
その頑張りようは、友達の女の子がその図書館へ行くたびに私のことを見かけたという話をその子の塾で話したことで、私が頑張っているということが塾中の私の友人に広まるほどだった。
実際のところ、みんなを焦らせるほどの勉強はしておらず、私の方が焦っていた。
そんな生活の中の楽しみは、図書館の閉館後にあった。
BOOK・OFFでの読書である。
読んでいた本は、GANTZ、刃牙、アイアムアヒーロー、闇金ウシジマくんetc...
そんな中見つけたのが彼岸島。
見つけた瞬間、小学3年生の頃の好奇心が蘇った。
33巻まで出ていて、さらに、続編として「彼岸島 最後の47日間」「彼岸島 48日後」があったので、1週間ほど図書館帰りによって一気読みをした。
あの時BOOKOFFで流れていた麦の歌と365日の紙飛行機を聴くと、漫画の内容と勉強から離れることができたあのひと時を思い出す。
じんせいはーかみひこおきー、ねがいのせてーとんでゆくよおー
友人たちに話しても、彼岸島を読んでいる人は全くいなかったので、今も読んでいる人がいたらぜひコメントください(笑)